こんにちは。浜松市中央区の歯医者「高倉歯科医院」の歯科医師の高倉です。
先日、名古屋で開催されたOSSTEM JAPAN MEETINGに参加してきました。
7人の先生の講演と新しい器具やシステムの紹介を聞いてきました!
演者の中でも3人の先生の講演とプレライブオペがとても面白かったので、少しだけ書きたいと思います(*^^*)
1人目の演者は金山建夫先生で、インプラントの骨造成を生活骨で作るという話でした。

歯を抜いた後には抜いた穴に骨が形成されていきます。
抜いた後に骨が減ってしまうこともありますが、金山先生は治癒の途中でインプラントを埋入することにより、人工骨などを使わずにご自身の骨のみ再生を活用したインプラント治療の講演をしてくれました。


抜歯後2ヶ月での早期埋入とスペースを確保した後の完全閉鎖のインプラント症例を見させてもらいました。
前歯などには難しそうな内容かなと思いましたが、人工骨などを使わないため感染のリスクが少なく、症例によってはとてもいいなと思いました。
午前中の最後には鈴木温先生のインプラントの上部構造の設計などの話を聞きました。

インプラントはとてもよく噛めるようになる治療ですが、その分、インプラントには大きな力がかかります。
インプラント自体が破損してしまったり、インプラントの被せ物が破損してしまったり、または周りの骨に力がかかりすぎてしまうことがあります。
鈴木先生は多くの長期症例から破損する位置を考え、破損したりインプラントが緩んだとしても簡易的に修理ができ、患者さんに負担がかからないような設計をしていました。

インプラントの被せ物の考え方や話を詳しく聞くことは多くないのでとても面白かったです(*^^*)
午後の最初には鳥居亮麿先生のプレライブオペを見ました。
上顎の骨が大きく損なわれている際の骨造成のオペでした。

オステムの製品を使い、簡易的にチタンの膜を固定する方法が見れました。
プレライブオペだったため、鳥居先生の解説や座長の嶋田淳教授の話も聞きながら見れたためとても勉強になりました( *˙ω˙*)و グッ!
最後の講演は洪性文先生の講演でした。

インプラントを抜歯即時埋入した際の術式による予後の違いや、抜歯即時埋入の適応範囲の拡大の方法などを講演してくれました。

前歯のインプラント治療はとても難しく、インプラントの角度がズレると大きく軟組織が失われてしまったり、軟組織の再現も難しい治療となります(´;ω;`)
特に上の前歯は左右の対称性が崩れると審美に影響するのでとても大変です、、
洪先生の講演ではそれぞれの術式の予後を見させてもらいましたが、どの症例もとても綺麗で勉強にもなりましたし、見応えがありました(;`ω´)ゴクリ
特にすごいなと思ったのは


この症例です!
術前に大きく骨も軟組織も失われてしまっているため、左右の歯を再現しようとすると、抜歯➝骨造成➝軟組織再建など複数の手術が必要になるのが基本なのですが、、この症例では上顎の歯肉の中身と骨を一部を採取して移植とインプラントを埋入することにより、一回の手術で完成させるというものでした( ゚д゚)す、すげぇ…

移植の際には、骨は骨で移植。軟組織は軟組織で移植という考えだったため、洪先生の発想にはとても驚きました。
こちらの治療法に関しては見るだけでは知識がまだまだ足りないなと感じたため、今後、洪先生の講演があったら詳しく学びたいなと思いました。
今回のOSSTEM JAPAN MEETINGはとても刺激的で、今後の勉強の意欲も沸くようなものでした(*^^*)
患者さんの負担が減り、予知性の高い治療が行なえるように今後も勉強してきます。
