こんにちは浜松市中央区の歯医者「高倉歯科医院」の歯科医師の高倉です。
先日、浜松市の石川歯科にて、前歯部の骨造成とインプラント埋入のオペを見学させて貰いました(*^^*)
石川歯科は浜松市の天王町にあり、高倉歯科医院からも近い位置にあります。
院長である石川知弘先生はスタディグループ5-DJAPANのトップ5人の中の1人の先生で、多くの勉強会の会長もしている先生です。インプラントの指導医です。
勉強会や学会、または本などで石川先生のとても難しいインプラントの症例や骨造成の症例などを見てきましたが、去年受講した5-Dのぺリオインプラントコースを受講した際にお願いしたところ、医院の見学をさせて貰えることになりました٩(。•ω•。)و
日本の中でもインプラント治療のトップレベルの先生であり、偉大な先生なので、オペ見学の機会をいただけてとても感謝していますm(_ _)m
午前中に前歯の骨造成とインプラント同時埋入のオペ。
午後には臼歯部のインプラント埋入のオペがありました。
前歯の骨が著しく消失した際のインプラント治療はとても難易度が高くなります。
前歯は骨が薄く、歯を抜歯した後に放置すると急激に骨が消失します。
骨がなるべく減らないように、抜歯した当日にインプラントを埋入する抜歯即時埋入という方法や歯根の一部を残したままインプラントを埋入する方法、抜歯した当日に人工骨等を詰めて骨が下がらない方法があります。
しかし、抜歯をして期間がたっている際や歯周病などで骨の吸収が起きているなど、既に骨が減ってしまっている場合には骨造成が必要となります。
前歯は審美的にも左右対称に被せ物が入らないと目立ってしまう場所であり、骨がある程度あってもインプラントの角度の制限があると審美的に綺麗に入れることができません。
唇側に向いていても舌側に向いていても綺麗な被せ物が入れれないので難しい治療になります。
当院では角度のズレがなるべく起こらないようにインプラントガイドと言われる補助的な装置を作製して行なっていますが、インプラントの固定に必要な骨がないと難しいのと、ガイドも万能ではないので、インプラントオペの際には手順ごとのチェックが必要となります。



石川歯科で見学をした前歯のオペは骨がほとんどないケースで、固定が得られる骨の箇所にインプラントを埋入後に、骨のボリュームがない所に人工骨と自家骨を詰めてメンブレンと言われる膜で固定するオペでした。
強い炎症が起きた際や無理な力がかかると縫合した歯肉が開いてしまうことや感染することがあるので、切開のラインや、メンブレンの固定、歯肉を広げる切開、縫合など注意するポイントが多くとても難しいのですが、石川先生のオペはとても丁寧で、学ぶことが多く感動しました。
浜松に戻ってからは上の先生のオペを見る機会が減ってしまったので、貴重な時間を過ごせてとても良かったです(*^^*)
また、その日の夕方からは5D SPISの勉強会にも参加してきました。
古橋拓哉先生の義歯、インプラントを用いた咬合面再構成に関する講演と
近藤祐輔先生の臼歯部接着修復における深在性カリエス及び縁下マージンへの対応という議題の講演でした。
古橋先生のオーバーデンチャーとインプラントを用いた全顎の治療は矯正治療や練習用の義歯等を用いた治療を行なっており、初めて義歯を使う患者さんにとっても負担の少ない治療計画で勉強になりました。
近藤先生の歯茎より下へのむし歯へのアプローチ(Deep Margin Elevation)は本来は外科的に骨を削ったりしなければいけないような症例でも一部は対応出来る治療方法で、患者さんの治療後の痛みの軽減なども狙えることと、最終的な詰め物や被せ物を装着する際に出血による接着力の低下のリスクも減らせる治療方法で活かせる時が今後ありそうなのでとても勉強になり良かったです(*^^*)

接着修復の治療は術者によって予後に大きな差が出やすい治療なので、学んだ知識を今後も活用していきたいですd(˙꒳˙* )
