こんにちは浜松市中央区の歯医者「高倉歯科医院」の歯科医師の高倉です。
先日、浜松市歯科医師会が主催の救命救急セミナーを受講してきました。
講師の先生は日本歯科大学生命学部 口腔外科講座の里見貴史先生で、
(歯科治療における偶発症の対策と対応“専門外”では済まされない救急対応と一次救命処置)のテーマの講演でした。

講義では意識状態の評価法や、一次救命処置だけではなく、歯科で起こりうる偶発症の原因と対処法を詳しく教えてくれました(*^^*)



歯科での治療でもっとも起こりやすいのは血管迷走神経反射という偶発症です。
原因として、緊張や、精神的ストレス、痛みなどで発症します。
私も何度か見たことはありますが、歯科治療が苦手な方や、外科処置などでの出血によって引き起こされる事が多いです。
症状としては、冷や汗や意識レベルの低下、悪心、めまい、徐脈などがあります。
脳への血流量が低下することで起こります。
歯科の対応では足を少し挙げて、寝てもらうことで大半は良くなりますが、
それでも良くならない時などの対応を教えてもらいました。
また、抗菌薬の過剰投与を防ぐ為のAMSについても教わりました。

抗菌薬の種類によっては慢性的に服用していると全身に耐性菌が作られてしまう事が問題になっています。
耐性菌が作られたことにより、全身疾患が起きた際の抗菌薬が効かなくなってしまうからです。
講義ではおすすめの薬剤や、使用頻度、量などを教えてもらいました。
あまり聞く機会がないので勉強になりました( *˙ω˙*)و グッ!
また、歯科で起こりうる神経麻痺の予防策や対処、外科処置後の異常出血への対応なども詳しく聞くことが出来ました。
講義のあとはBLSの実習を行いました。

大学を研修中などにも受講していますが、少しずつ内容が変わる事があるので、今後も定期的に受講していきたいと思います。
