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浜松市中央区の歯医者「高倉歯科医院」にて事務を担当しております、高倉です。
コロナウィルスの猛威は、何が何やら分からないまま収まり、次の波が来るかもしれないというどこか落ち着かない感じとインフルエンザも気にしないといけない時期とも相まってはいますが、
「それでも町は廻っている」。
行くのも躊躇っていた映画館も以前よりかは、行くのにもハードルが下がった気がしますし、現に近くの映画館は、マスク姿がアタリマエではあるものの、ほぼ人の入り具合はコロナ以前のような気もしています。
さて、直近では、僕が映画館でみてきたのは『燃えよ剣』です。
公開の話が出てから、ずっとずぅーーっと楽しみにしてたので、行かない訳にはいきませんでした。
上の写真はパンフレットです。
これが、「お笑い」とかなら、どこがどう面白いだとか何と何がかかっているから笑いになる、だなんて説明書きは無粋でしょうけど、映画ならば、監督があのシーンをどういう意図で作っただとか、俳優の役にこめた思い入れなんかをみれるパンフレットは、それ込みで映画を楽しむ材料ともいえるのではないでしょうか。
話は戻りますが、『燃えよ剣』を上中下で個人的に評価するならば、全体的には「中」かな、と思いました。
配役や映像的な面が「上」とするならば、やはり監督本人もパンフレットで述べていた通り、ストーリー構成的には二本立てがベストだったと思うので「中」かな、と思ったわけです。
観終わったときの第一の感想は、「折角の題材、折角の俳優・女優陣なのに、『関ヶ原』のときの二の舞か」でしたし、まぁなんとも勿体ないなと思ったわけです。
とはいえ、配役の妙というかそこは多大に評価するところがあったと思います。
個人的に嬉しかったのが、村上虹郎の配役でしたね。
るろうに剣心にて沖田役の動きをみたときに、「むしろこの時代ならあの人物の動きという方がしっくりくるな」と思っていたものが、まさにこの映画の劇中でみれてとても満足しました。
僕個人としては、初めて手に取った司馬遼太郎作品が『幕末』だったものです(そこからハマった訳ですが)から多少の思い入れも強かったですし。
新撰組が題材の作品は多くありますから、これがばっちりベストとまでは言えないですけれど、映画『燃えよ剣』は、ざっと歴史的事件や新撰組を知る上では入門的な作品としてはいいのではないでしょうか。
あぁ、CUBE観に行きたいなんて思いながら、〆とさせていただきます。
ではまた。