こんにちは!浜松市中央区の歯医者「高倉歯科医院」の歯科医師の高倉です。
先日、【DentsplySirona「歯科の森」スペシャルオンラインセミナー】 11/11 高橋玄先生 「根管治療:穿通とグライドパス」
の講演を聞いてきました!
オンラインセミナーでは物足りないと感じる現在ですが、移動の必要がないため、仕事の後に聞けるのはとても嬉しいです。
今日のセミナーは根の治療についてお話を聞きました!
歯科における根の治療は先生によって考え方が大きく変わる治療だと思います。
根の中を掃除する器具や掃除の仕方、仮蓋の材料、使う薬剤、最終的なお薬の入れ方やそもそもの考え方ですら大きく変わる治療法だと思っています。
僕も根の治療の専門の先生に教わった経験や勉強会での知識や本の知識を用いて治療をしていますが、色々な考えの先生がいるので難しい治療だと思っています。
根の治療は治療を行えば症状がすぐに治まるケースがほとんどです。
ただし、5年後、10年後に再発するリスクが治療法によって大きく変わる治療です。再発の状況によっては歯が残せなくなるケースもあります。
歯科の治療において大事なことは5年後、10年後、20年後の予後だと僕は考えています。
しかしながら、患者さんのお口の状態や歯の状態は全て異なるため、論文と同じ治療をしても、治療をしている段階で5年後、10年後、20年後の予後を見ることはできません。
ただ、1人の歯科医師で見れる患者さんの数は限られているため、論文や勉強会等の知識を用いて少しでも予後のいい治療が出来ればなと思います。
セミナーの内容ではなく、僕の考えばかりを書いてしまいましたが、治療のことについて質問があればなんでも聞いてくださいね!!