皆様、こんにちは。
浜松市中央区の歯医者「高倉歯科医院」にて事務を担当しております、高倉です。
今回も、自分の趣味の一つである映画鑑賞で過去にみた作品を紹介したいと思います。
今回紹介させて頂きたく作品は、『SAW6』です。
映画『SAW』は、2004年の第一作目公開を皮切りに、その後続々と続編が公開された猟奇殺人鬼ジグソウを取り巻くサイコスリラー作品で、日本ではR15+指定の映画です。
残虐性が高いシーンも多く、好き嫌いがハッキリ二分しそうな作品ですが、僕個人としては映画として割りきってみるならば、好きな作品です。
第一作目は低予算ながらも興行的に大成功を収めた映画として、『パラノーマル・アクティビティ』などと共に有名な作品だと思われます。
さて、今回ピックアップした『SAW6』についてですが、本作はストーリー的にはファイナルに続く重要な繋ぎでありながら個人的には印象深かった一本でしたので取り上げました。
突っ込んだ紹介はネタバレになるので割愛致しますが、作中の登場人物の一人(ちょい役だがキーパーソン)であるハロルド・ハボット氏の、かつての歯周疾患の治療歴を隠していたという理由で、保険金がおりずに心臓病の手術が出来ずに結果的に亡くなるという一幕が、自分の中では衝撃的で、当時大学で保険法を担当するの教授に講義後に「日本で、この程度の因果関係で保険金がおりないなんてことがありますか」等と質問しに行ったことがあり、今でも個人的には記憶に残る一本となっています。
『SAW6』が公開されたのは2009年ですが、その頃には既に、歯周病になると心臓病をはじめとする呼吸器疾患や糖尿病になりやすいということが周知され始めていた時期と言えるので、ある意味結果的には時勢に疎い、自分の浅学を痛感させられた話でもあります。
さて、話はごろっとかわりますが、先日僕は小学生の我が子の運動会を見に行ってきました。
この時期に開催自体が危ぶまれていた運動会が一体どうやって執り行われるのだろうかという興味も少なからずあったのですが、実際は、競技総数には絞りをかけていたり(玉入れの合間にダンスをしていたり)、密を回避するために二学年のみが運動場で競技をして他の学年は教室で授業を受けていたり、その為に観覧している保護者も入れ替わりが激しかったり、はたまたマスクをしながら徒競走をしている子どもがいたり、と今までの例年通りの運動会とは明らかに様相が異なっていました。
僕としては、親視点で言うならばやはり物足りなさを感じつつも、随所に学校の先生方の苦労が感じられた為、まぁ仕方ないかなと思いながら見ていました。
「新しい生活様式」を意識した取り組みは、今後も様々な形で続いていくのでしょうが、そこでは今までの「当たり前」は既に通用せず、新しい形を「当たり前」として享受していかなければならないと思います。
先ほどの自分の浅学の話ではないですが、情報や常識は日々アップデートされ、情報過多な今の世の中では、自分の預かり知らないところで新たな「当たり前」が生まれて、流通して、実は自分は取り残されているなんて可能性もゼロではありません。
伝統と革新と言うほど大袈裟なものではないですが、残すべき大切な箇所はしっかり抑えつつも、「新しい日常」を許容し、受け入れる心構えをもつことは、今を生きる人たちに特に必要なことなのかなぁと僕は思います。
さて、今回紹介した『SAW6』ですが、残酷描写も多いため、万人にはオススメ出来ない作品かなと思いますので(加えて、視聴するのならばシリーズ通しての視聴がベストな為)、前述の『パラノーマル・アクティビティ』の監督と『SAW』の製作陣がチームを組み、同じく低予算ながらも大ヒットした作品である『インシディアス』を個人的にはお勧めの一本として、話を終えようと思います。