ご閲覧頂いている皆様、はじめまして!
浜松市中央区の歯医者「高倉歯科医院」にて事務を担当しております、高倉と申します。
今後、このホームページにちょこちょこと画像などをあげたりした上で、ちょくちょくブログの方には顔を出していこうとは思っていますので、よろしくお願いいたします!
さて今回は、浜松市でも感染者が確認され、依然として猛威を振るっている新型コロナウィルスに関して、とりわけ「サイレントキャリア」について話をしていこうと思います。
新型コロナウィルスが世間を賑わすようになってから、様々な用語が飛び交っていますね。
「クラスター」や「オーバーシュート」をはじめ、その道の専門家さんにとっては馴染みのある言葉なのかもしれませんが、私なんかはピンとこなさ過ぎて、連日ニュースを追っかけてます(汗)
そんな中、私自身としてはとても興味深い用語が、先ほど挙げさせて頂きました「サイレントキャリア」です。
「サイレントキャリア」は、無症候性キャリアと一般的には言われるそうですが、意味は「病原体による感染が起こっていながら、明瞭な症状が顕れないまま、他の宿主(ヒトや動物など)にその感染症を伝染させる可能性のある宿主のこと。」とのことで、古くは腸チフスを知らず知らずのうちに広めてしまった「メアリー・マーロン」さんという方が有名らしいです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今回の新型コロナウィルスを当てはめて要約すると、「知らず知らずのうちに、いつのまにかコロナウィルスにかかっていて、しかも症状も出ないから本人は無自覚のまま、他の誰かにコロナウィルスを移す可能性がある人や動物など」ってことですね!
・・・これってすごく怖くないですか?(汗)
例えば、いつのまにか自分自身が感染していても、一切気づかないまま、接触した自分の家族や友人で免疫力の弱っていた方が仮に亡くなったとして、実は自分が感染源だった・・・なんてことを想像すると、更にその怖さが分かりますね。
首相官邸HP「新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~」(http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)には、そのための一人一人が出来る対策が記載されています。
例えば、人込みの多い場所の要件として、『3つの「密」を避けましょう!』と掲載されていますが、これは既に連日ニュースなんかでも取り上げられて、周知されていますね。
また、今回のコロナウィルスはマスクへの認識にも影響を与えたのではないでしょうか。
従来、マスクは「自分が病気に感染しないため」という認識が根付いていましたが、「自分から病気の感染を広めないため」という役割への認識が、徐々に浸透しつつあると思います。
繰り返しにはなりますが、自分が原因で愛する家族や友人たちをコロナウィルスが感染することがないよう、「よく食べてよく寝て、しっかり手洗い・うがいをして、なるべく人込みは避けて、マスクはする」を一人一人が意識して、徹底して行っていくことが大切ですね!