こんにちは!浜松市中央区の歯医者「高倉歯科医院」の歯科衛生士、髙林です。
今回はフッ素の効果についてお話させていただきます!
フッ素はむし歯になりにくい歯質を作ります。また、細菌の繁殖を抑えることもできます。
フッ素の作用により耐酸性が向上し、むし歯に強い歯質になります。
歯質強化作用により、脱灰(酸によって溶け出して歯の表面が弱くなる現象)が抑制され、再石灰化(歯の表面を修復する現象)が促進されます。

他にも、フッ素は知覚過敏を緩和する効果もあります!
知覚過敏とは、歯を磨いたときや冷たい水を飲んだ時などに、歯に「ピリッ」とした鋭い痛みが出る症状です。
様々な原因によりエナメル質やセメント質が削れ、象牙細管という細かい管が露出して、この管を通じて神経まで刺激が伝わります。

歯の表面にフッ素が取り込まれることで、象牙細管が封鎖され、外部からの刺激を遮断します。

効果は永久に続くものではありませんが、一時的に知覚過敏が緩和することがありますので、知覚過敏でお悩みの方はぜひご相談ください!